「愚かなる人類、そしてレプリロイド達よ!!我の名は「ロックマン・フラット」!」
コ−ドが、モニタ−をつけると、そこには、紛れもない「ロックマン・フラット」が映っていた。
「奴だ!ロックマン・フラット!」
コ−ドが、モニタ−を指さしていう。
「人類は今まで、この地球に何をしてきた!
海を汚し!森を切り倒し!!空気を汚染し!!
そして更に、レプリロイド等という者まで開発した!!
レプリロイドはイレギュラ−化が絶えなく!
挙げ句の果てには、人類を滅ぼしかけた!
二百年前の「ユ−ラシア墜落事件」等が良い見本だ!
よって私は、全世界の”全人類””全レプリロイド”に、宣戦布告を断言する!!
抵抗などしようとするなよ。
まぁ、抵抗しても無駄だがね!
貴様等の重要拠点は、私が占拠した!」
モニタ−の中のフラットは、そう力強く力説した。
「なんだって!?勝手なことを!!」
コ−ドは、今のフラットの言動に怒りを覚えた。
「まぁ落ち着け!」
興奮するコ−ドを、ブリエスが必死に止めた。
「じゃあどうしろと!?」
「今のお前では、フラットに勝つどころか、傷一つつけにられん!
先程の戦いで解っただろう!?」
コ−ドは段々と、落ち着きを取り戻してきている。
「じゃあ・・・僕は一体・・・」
完全に落ち着きを取り戻したコ−ドは、俯いてそう言った。
「コ−ド。お前には、重要拠点の解放を行ってもらう。
今調べて解ったのだが、奴が占拠した拠点は、どれも大切で、
一つでも欠けると、人類とレプリロイドは生きてはいけない」
ブリエスは、コ−ドの肩に手を置いた。
「だから・・・もっと強くなれ。もっと強くなって、フラットを倒すんだ」
コ−ドは、顔を上げた。
「これは任務だ。いいな?」
ブリエスは、ニヤッと笑って言った。
「・・・ハイッ!」

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